
- 1. 1. なぜ総合型選抜の面接で「マナー」がこれほど重視されるのか?
- 1.1. 点数化されない「人物評価」の根底にあるもの
- 2. 2. 面接官に嫌われる「不快なマナー」4大ワーストパターン
- 2.1. ワースト①:「聞く姿勢」の欠如(相手が話しているときの態度)
- 2.2. ワースト②:入退室の所作や挨拶の省略
- 2.3. ワースト③:斜に構えた態度や言い訳(素直さの欠如)
- 2.4. ワースト④:姿勢の崩れ(猫背・落ち着きのない手の動き)
- 3. 3. 面接官を萎えさせる「不快な言葉遣い」ワースト5
- 3.1. ① 「〜だし」「〜とか」「〜なんですけど」(語尾の濁し)
- 3.2. ② 「やっぱり」「すごく」「めっちゃ」(口語表現)
- 3.3. ③ 「〜みたいです」「〜だと思います」の連発
- 3.4. ④ 「教えていただきたい」「育ててもらいたい」
- 3.5. ⑤ 不自然なバイト敬語・二重敬語
- 4. 4. 礼節と論理性を両立させる面接術「福利の法則」
- 5. 5. KOSSUN教育ラボの合格サポート体制
- 5.1.1. 採用率1%未満の精鋭プロ講師陣による完全マンツーマン指導
- 5.1.2. ゼロ次から二次・入学後まで網羅する一貫サポート
- 5.1.3. 回数無制限の通信添削&チャット相談
- 5.1.4. 校舎・オンラインを自由に選択可能
- 5.1.5. 指導ごとの「保護者進捗報告書」
- 5.1.6. 受かるまで永久0円の合格保証制度
- 6. 6. 保護者の方へ:家庭で「品格とマナー」を育む心得
- 7. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜の二次選考において、合否の命運を分けるのが「面接試験」です。
面接本番に向けて想定問答集を作り、志望動機や自己PRを熱心に練習している受験生はたくさんいます。
しかし、回答内容そのものは立派であるにもかかわらず、「無意識のマナー違反」や「不適切な言葉遣い」によって、面接官に強い不快感を与えてしまっている受験生が少なくありません。
当塾では、開塾当初より「マナーが人をつくる」を合言葉に、徹底したマナー教育を行っています。
マナーとは、単なる形式的な礼儀作法ではなく、「相手を不快にさせないこと」「相手の立場に立って考えること」そのものです。
大学の教授陣(面接官)は、百戦錬磨の教育者です。小手先のテクニックで取り繕った態度はすぐに見破られますし、相手への敬意を欠いた振る舞いは一瞬で面接官の心を冷めさせてしまいます。まさに「マナーを制する人が受験を制する」のです。
本記事では、面接官が思わず顔をしかめてしまう「不快なマナー・言葉遣いの代表例」から、減点を確実に防ぐための実践的な振る舞い方、そして面接官を味方につける対話メソッドまで徹底解説いたします。
1. なぜ総合型選抜の面接で「マナー」がこれほど重視されるのか?

点数化されない「人物評価」の根底にあるもの
一般選抜では、ペーパーテストの点数さえ取れれば、どのような態度であっても合否に直接影響することは稀です。
しかし、総合型選抜は「大学と受験生のマッチング」を見る入試です。大学側が面接を通して確認しているのは、「知識の量」だけではありません。
- 「この学生は、教授やゼミの仲間と良好な人間関係を築けるか」
- 「学外のフィールドワークや地域実証実験の現場に出しても、失礼のない常識を備えているか」
- 「相手への敬意を持ち、誠実に対話ができる知的主体性があるか」
面接室に入室してから退室するまでの数十分間、面接官は受験生の一挙手一投足から「人財としての資質」を評価しています。
どれほど素晴らしい志望理由書を提出していても、対話のマナーが伴っていなければ、大学で共に学ぶ仲間として迎え入れることはできません。
2. 面接官に嫌われる「不快なマナー」4大ワーストパターン

受験生が無意識にやってしまいがちな、面接官に不快感を与えるNGマナーを解説します。
【面接官を不快にさせる4大NGマナー】
ワースト①:「聞く姿勢」の欠如(面接官が話している最中の無表情・視線の逸らし)
ワースト②:時間を守らない・挨拶や所作の省略(入退室の雑さ)
ワースト③:斜に構えた態度や言い訳(素直さの欠如)
ワースト④:過剰にくだけた姿勢や前のめりすぎる圧迫感
ワースト①:「聞く姿勢」の欠如(相手が話しているときの態度)
多くの受験生は「自分が話すとき」ばかりに意識を集中させ、面接官が質問をしている間の態度が無防備になっています。
- NG例:面接官が質問を述べている最中に、次に自分が話すセリフを思い出そうとして天井を見つめたり、眉間にシワを寄せて無表情でフリーズしたりする。
- 面接官の心理:「こちらの話をちゃんと聞いているのか?」「一方的に自分の言いたいことだけを主張するタイプだな」と不信感を抱きます。
- 改善策:面接官が口を開いたら、視線をしっかりと向け、穏やかな表情でゆっくりと深く頷きます(ペーシング)。面接は「対話」ですから、「聞く姿勢」こそがマナーの第一歩です。
ワースト②:入退室の所作や挨拶の省略
ドアの開け閉めや挨拶といった基本的な所作が雑な生徒は、第一印象で大きく損をします。
- NG例:ノックを乱暴に叩く、ドアのほうを向かずに後ろ手で閉める、着席を促される前に勝手に椅子に座る、退室時に黙って背中を向けて出ていく。
- 面接官の心理:「社会生活の基本である礼儀が身についていない」「他者への配慮ができない生徒だ」と判断されます。
- 改善策:
- ノックは丁寧に3回叩く。
- ドアを開けたら「失礼いたします」と一礼し、ドアのほうを向いて静かに閉める。
- 椅子の横に立ち、面接官から「どうぞお掛けください」と声をかけられてから「失礼いたします」と一礼して着席する。
こうした一つひとつの丁寧な所作が、「相手を不快にさせない」というマナーの具現化です。
ワースト③:斜に構えた態度や言い訳(素直さの欠如)
面接官から志望理由書の論理の甘さを指摘されたり、想定外の鋭い質問を受けたりした際の反応に、受験生の本性が現れます。
- NG例:図星を突かれて不機嫌そうな顔をする、「それは高校の先生に言われたので」と他人のせいにする、知ったかぶりをしてその場しのぎの嘘をつく。
- 面接官の心理:「意固地で人の意見に耳を傾けられない」「素直さがないため、入学後に伸び悩む」と最も嫌われます。
- 改善策:当塾のこだわりでもある「素直さを持つ」を徹底しましょう。痛いところを突かれたら、「ご指摘ありがとうございます。私のリサーチ不足を痛感いたしました」と潔く認め、その上で今ある知識で考えを述べる素直な姿勢こそが、面接官から好感を持たれます。
ワースト④:姿勢の崩れ(猫背・落ち着きのない手の動き)
- NG例:背もたれに深く寄りかかる、猫背で首が前に突き出ている、手をもじもじ動かしたり貧乏ゆすりをしたりする。
- 改善策:背もたれには寄りかからず、拳一つ分空けて腰掛けます。背筋を自然に伸ばし、男性は膝の上に軽く拳を置き、女性は両手を重ねて太ももの上に置きます。静止した美しい姿勢を保つだけで、知性と落ち着きが醸し出されます。
3. 面接官を萎えさせる「不快な言葉遣い」ワースト5

日常の友達同士の会話では許されても、大学入試の面接という公の場では絶対に口にしてはいけない言葉遣いがあります。
【無意識に出てしまう不快な言葉遣いワースト5】
1. 「〜だし」「〜とか」「〜なんですけど」(語尾の濁し・若者言葉)
2. 「やっぱり」「すごく」「めっちゃ」(口語・強調表現)
3. 「〜みたいです」「〜だと思います」の連発(無責任な伝聞・推量)
4. 「教えていただきたい」「育ててほしい」(お客様目線の受け身言葉)
5. 「〜でよろしかったでしょうか」「〜のほう」(不自然なバイト敬語)
① 「〜だし」「〜とか」「〜なんですけど」(語尾の濁し)
- NG例:「〇〇のボランティアもしたし、イベントの企画とかもやったんですけど……」
- 問題点:文末があやふやで、幼稚な印象を与えます。語尾を濁す癖は、思考の浅さや無責任さの表れと見なされます。
- 改善策:文末は必ず「〜いたしました」「〜です」「〜と考えております」と言い切ります。1つの文を短く区切ることが鉄則です。
② 「やっぱり」「すごく」「めっちゃ」(口語表現)
- NG例:「やっぱり○○大学が一番だと思いました」「すごく感動して、めっちゃ興味を持ちました」
- 問題点:感情表現が稚拙で、学術的な対話にふさわしくありません。
- 改善策:
- 「やっぱり」→「改めて」「かねてよりの関心に基づき」
- 「すごく・めっちゃ」→「大変深く」「非常に」「強く」
日常会話からこれらの口癖を意識して排除しておかなければ、本番の極度の緊張下で必ず口をついて出てしまいます。
③ 「〜みたいです」「〜だと思います」の連発
- NG例:「○○大学では〇〇の研究ができるみたいなので、いいと思います」
- 問題点:伝聞(他人事)や根拠のない思い込みに聞こえ、当事者意識が感じられません。
- 改善策:「シラバスを拝読したところ、○○大学では〇〇の実証実験が行われており、私の研究テーマに不可欠であると【確信いたしました】」と、客観的事実に基づいた意志を述べます。
④ 「教えていただきたい」「育ててもらいたい」
- NG例:「○○大学の手厚い環境で、先生方に一から教えていただきたいです」
- 問題点:大学を予備校や専門学校と勘違いしている「お客様目線」の受け身表現です。
- 改善策:大学は自ら学ぶ場所です。「○○大学の〇〇プログラムを通じて知見を深め、将来は△△の分野で社会課題の解決を主導したいと考えております」と、能動的な意志に言い換えます。
⑤ 不自然なバイト敬語・二重敬語
- NG例:「〇〇学部のほうに関心がありまして」「〇〇教授がおっしゃられたように」
- 問題点:「〜のほう」は方角を指す言葉であり、対象をぼかす不適切な表現です。「おっしゃられた」は二重敬語(「おっしゃる」+「られた」)です。
- 改善策:「〇〇学部に関心がございます」「〇〇教授がおっしゃいましたように(述べられましたように)」と、簡潔で正しい敬語を使います。
4. 礼節と論理性を両立させる面接術「福利の法則」

緊張した面接の場でも、失礼な言葉遣いや取り乱した態度を防ぎ、知的で美しい対話を成立させるための強力な武器が、当塾独自のコミュニケーション手法「福利の法則(F-K-R-I)」です。
【福利の法則による対話フレームワーク】
・F(復唱):相手の質問を正しく受け止め、復唱して「礼節と間」を作る
・K(結論):現時点での結論を一言で端的に述べる
・R(理由):具体的な原体験や客観的根拠を論理的に語る
・I(以上):最後の一言まで言い切り、面接官へターンを返す
- 面接官:「高校時代の活動の中で、周囲と意見が対立したときはどう対処しましたか?」
- 受験生:
- 【F(復唱)】「はい。高校生活において周囲と意見が対立した際の対処法についてお答えいたします。」
- 【K(結論)】「結論から申し上げますと、お互いの主張の勝ち負けを決めるのではなく、双方が目指している『共通の目的』に立ち返って対話を重ねました。」
- 【R(理由)】「文化祭の企画段階で演出方針を巡り意見が割れた際、感情的な議論になりかけました。そこで私は一度議論を止め、『来場者に喜んでもらう』という原点を確認し合いました。その結果、双方のアイデアを融合させた新しい演出案を生み出すことができました。」
- 【I(以上)】「以上です。」
質問を正しく「復唱(F)」することで、面接官に対する敬意と傾聴の姿勢を示すと同時に、頭の中で言葉遣いを整える数秒の猶予を作ることができます。
そして最後は「以上です(I)」と言い切ることで、語尾の濁りを完全に防ぐことができます。
5. KOSSUN教育ラボの合格サポート体制

面接のマナーや言葉遣いの癖は、一人で壁に向かって練習したり、家族内だけで模擬面接をしたりしていても、なかなか直りません。無意識に出てしまう視線のブレや口癖は、百戦錬磨のプロによる客観的な指摘を受けて初めて矯正できるからです。
KOSSUN教育ラボでは、面接対策において以下の万全な指導体制を整えています。
採用率1%未満の精鋭プロ講師陣による完全マンツーマン指導
学生アルバイト講師は一切在籍していません。厳しい採用基準をクリアしたプロ講師のみが在籍し、入試本番さながらの緊張感の中で模擬面接を実施します。
受け答えの内容だけでなく、入退室の所作、表情、声のトーン、言葉遣いまで徹底的に指導します。
ゼロ次から二次・入学後まで網羅する一貫サポート
自己分析・大学分析(ゼロ次)、志望理由書作成(一次)、面接・小論文・プレゼン(二次)、そして合格後の「入学前課題フォロー」まで、合格に必要な全プロセスを完全網羅しています。
回数無制限の通信添削&チャット相談
想定問答の作成や面接の振り返りにおいて、相談回数の上限はありません。
本番直前まで、納得がいくまで何度でもブラッシュアップを重ねることができます。
校舎・オンラインを自由に選択可能
東京・品川(御殿山イノベーション・オフィス)での校舎指導はもちろん、全国どこからでも受講できる完全オンライン指導に対応しています。
オンライン面接を実施する大学の画面越しの目線やマナー指導も万全です。
指導ごとの「保護者進捗報告書」
指導を行うたびに、担当講師がお子様の面接スキルの伸びや改善点、次回までの目標をまとめた進捗報告書をご家庭へ共有します。
家庭と塾が強固に連携し、受験期の不安を解消します。
受かるまで永久0円の合格保証制度
指導力に絶対の自信があるからこそ、万が一第一志望に届かなかった場合でも、合格するまで追加受講料0円で指導を継続する保証制度をご用意しています(対象講座受講生)。
6. 保護者の方へ:家庭で「品格とマナー」を育む心得

お子様のマナーや言葉遣いを見ていると、親としてはつい「敬語が使えていない」「態度が悪い」と感情的に怒ってしまいがちです。
しかし、15年以上の指導実績を持つ当塾の「受験親のオキテ」において大切にしているのは、「親がコドモにならず、冷静に受け止めること」、そして「受験より大切な人間性を教えること」です。
マナーとは、試験に受かるための小手先のテクニックではなく、「他者を尊重し、約束を守り、感謝を伝える」という人間教育そのものです。
ご家庭では、ぜひ以下の関わり方を意識してみてください。
- 家庭内でも「ありがとう」「ごめんなさい」を言葉にする:親自身が感謝や礼節を行動で示すことで、お子様も自然と他者への敬意を学びます。
- 感情的に叱らず、理由を論理的に伝える:「その言い方はダメ」と怒るのではなく、「その言葉遣いだと、せっかくの熱意が相手に軽く受け取られてしまってもったいないよ」と、相手の立場に立った視点を教えてあげてください。
- 面接の厳しいダメ出しはプロに任せる:家庭内で親が面接官役になって厳しく攻撃してしまうと、家庭が安心できる場所ではなくなってしまいます。技術的なマナー矯正は塾のプロ講師に委ね、ご家庭は温かく見守る「安心の港」であってください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

総合型選抜の面接は、あなたという一人の人間が、大学の教授陣と対等な立場で未来を語り合う「知的で神聖な対話の場」です。
相手の立場に立った美しいマナーと、背伸びをしない誠実な言葉遣いを身につけた受験生は、それだけで面接官の心を惹きつけ、深い信頼を勝ち取ることができます。
「うちの子の面接マナーや言葉遣いに不安がある」
「本番さながらの模擬面接で、プロから客観的な改善指導を受けさせたい」
「想定外の質問にも動じない対話力を身につけさせたい」
そうしたお悩みを抱えている方は、ぜひ一度、当塾の「無料個別相談会」にご参加ください。
当塾では無理な勧誘や営業は一切行いません。プロ講師がマンツーマンでお子様の現状を丁寧にお伺いし、面接突破に向けた最適なアドバイスをご提案いたします。
あなたとお子様が自信と品格を持って試験本番を迎えられるよう、私たちが最後まで全力で伴走いたします。
KOSSUN教育ラボでは、受験に向けた疑問や不安を解消していただけるよう、無料個別相談会を実施しています。
保護者の方のご同席をお願いしておりますので、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に関するご質問・ご相談があれば、お気軽にお尋ねください!
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
KOSSUN教育ラボ 代表/博士(学術)総合型選抜(AO入試)の専門家。横浜国立大学大学院にて博士(学術)、慶應義塾大学大学院にて修士(メディアデザイン学)の学位を取得。
約20年間にわたる総合型選抜・推薦入試指導を通じて、多くの保護者の相談に乗る。NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」への出演、『現代ビジネス』(講談社)での連載など、メディア実績多数。
本サイトでは、これまで培ってきた専門知識とサポート経験をもとに、入試制度や大学選び、受験準備に加え、「親はどこまで関わるべきか」「子どもの主体性をどう支えるか」といった保護者ならではの悩みに寄り添いながら記事を監修。担当講師としてのご依頼は、代表専属指導PJにて、年間3名のみ受け付け中(面談審査あり)。


