
- 1. 第1章:面接官はココを見ている!所作が映し出す「3つの人間力」
- 1.1.1. 1. 礼儀作法は「大学や社会で協働できるか」の証明
- 1.1.2. 2. 「無意識の動作」に日頃の高校生活が現れる
- 2. 第2章:完全網羅!入室から退室までの「標準アクション手順」
- 2.1.1. 1. 入室のポイント:後ろ手でドアを閉めない
- 2.1.2. 2. 着席のポイント:勝手に座らない・背もたれを使わない
- 2.1.3. 3. 退室のポイント:最後まで「見られている」意識を保つ
- 3. 第3章:面接官が思わず減点したくなる「3大NG所作」
- 3.1.1. NG所作1:視線が泳ぎ、アイコンタクトが取れない
- 3.1.2. NG所作2:手足の無意識の動き(貧乏ゆすり・指先いじり)
- 3.1.3. NG所作3:「語先後礼(ごせんごれい)」ができていない
- 4. 第4章:保護者が実践すべき「家庭でのマナー指導と受験親のオキテ」
- 5. 第5章:KOSSUN教育ラボが誇るサポート
- 6. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「志望動機や自己PRの内容は一生懸命練習しているが、面接室での立ち居振る舞いやマナーはこれで合っているのだろうか」
「緊張して入退室の作法が飛んでしまい、大学教授に悪印象を与えてしまわないか心配だ」
「面接官は、受け答えの内容以外に受験生のどこを観察して採点しているのか」
総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜の二次試験を控えた時期、保護者の皆様からこうした「面接時のマナーや所作」に関するご相談が数多く寄せられます。
総合型選抜の面接において、受験生は「何を話すか(志望動機、探究テーマ、自己PR)」に意識の9割を注ぎ込みがちですが、
「大学教授(審査官)は、受験生が椅子に座って口を開く前の『ドアをノックして入室し、一礼するまでの最初の3秒間』で、その生徒の人間性や規範意識、学修への本気度をほぼ直感的に見極めています」
心理学の「メラビアンの法則」でも知られる通り、対面コミュニケーションにおいて相手の第一印象を決定づける情報の半分以上(55%)は、視覚情報(身だしなみ、表情、姿勢、立ち居振る舞い)が占めています。
どんなに素晴らしい志望理由書を書き上げ、どんなに立派なセリフを準備していても、ドアの開け閉めが乱暴だったり、挨拶の声が小さかったり、視線が泳いで落ち着きがなかったりすれば、面接官は「社会人としての基礎的なマナーが身についていない」「他者への敬意が足りない」と判断し、発言の説得力そのものが大きく損なわれてしまいます。
本記事では、「面接官が入退室で観察している本質的な評価基準」「入室から退室までの完全シミュレーション手順」「減点されやすい3大NG所作」、そして「家庭でできるマナー」について徹底解説いたします。
第1章:面接官はココを見ている!所作が映し出す「3つの人間力」

大学教授や入試課の審査官は、なぜ入退室のマナーや所作をこれほど厳しく観察しているのでしょうか。
それは、所作のひとつひとつに「付け焼き刃では誤魔化せない生徒の本質」が凝縮されているからです。
【所作・マナーから見極められる「3大人間力」】
① 【規範意識と誠実さ(礼儀作法)】
└ 「時間を守る」「マナーを守る」という社会の基本的ルールが身体に染みついているか。
② 【他者へのリスペクト(敬意と傾聴姿勢)】
└ 試験官を単なる採点者ではなく、学問の先輩・対話相手として敬意を持って接しているか。
③ 【精神的な落ち着きと自信(自己肯定感)】
└ 極度の緊張状態に置かれたとき、取り乱さずに堂々と自らを律することができるか。
1. 礼儀作法は「大学や社会で協働できるか」の証明
大学は、自由であると同時に他者と協働して研究を進める公の場です。当塾の指導理念・こだわりにも「マナーを守る」「時間を守る」という揺るぎない原則があります。
挨拶ができる、丁寧にお辞儀ができる、相手の目を見て話を聞けるといった基本所作が整っている生徒は、「大学の研究室やゼミに入っても周囲と円滑に信頼関係を築ける」という強い安心感を教授陣に与えます。
2. 「無意識の動作」に日頃の高校生活が現れる
入試のために前日だけ暗記したお辞儀の角度やセリフは、緊張した極限状態では簡単に崩れます。
ドアの締め方、荷物の置き方、座ったときの背筋の伸び具合といった「無意識の動作」にこそ、高校生活で培ってきた日頃の習慣や家庭での教育環境がそのまま透けて見えています。
第2章:完全網羅!入室から退室までの「標準アクション手順」

試験当日に迷わず自然体で動けるよう、入室から退室までの一連の動作をステップ順に整理します。
【入退室マナーの標準フローシート】
【入室】
① ノックは「ゆっくり3回」 ➔ 「どうぞ」の声を聞いてから開ける
② ドアを開けたら「失礼いたします」と一言添えて一礼(30度)
③ ドアの方を向き、両手で静かにドアを閉める(後ろ手で閉めない)
④ 椅子の横(または指定位置)まで背筋を伸ばして歩く
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【着席】
⑤ 面接官の目を見て「受験番号と氏名」をハキハキと名乗る
⑥ 「お掛けください」と促されてから「失礼いたします」と一礼(15度)して着席
⑦ 手は膝の上、背もたれに寄りかからず、背筋をピンと伸ばす
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【面接中】
⑧ 質問した面接官を中心に、他の面接官にも適度に視線を配りながら対話する
⑨ 頷きや相槌を適切に入れ、話を聞く姿勢を崩さない
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【退室】
⑩ 面接終了を告げられたら、座ったまま「本日はありがとうございました」と一礼
⑪ 起立し、椅子の横で再度「失礼いたします」と深く一礼(45度)
⑫ ドアの前まで歩き、面接官の方へ向き直って最後の一礼
⑬ 静かにドアを開け、退出して両手で音を立てずに閉める
1. 入室のポイント:後ろ手でドアを閉めない
緊張していると、面接官から目を離すまいとして「後ろ手」でドアをバタンと閉めてしまう生徒が非常に多く見られます。これは大変不作法な印象を与えます。
ドアを開けて部屋に入ったら、必ず一度ドアの方へ体を反転させ、ドアノブに両手を添えて音を立てずに静かに閉めるのが正しい作法です。
2. 着席のポイント:勝手に座らない・背もたれを使わない
椅子の横に立ったら、勝手に座ってはいけません。面接官から「どうぞお掛けください」と声をかけられてから、「失礼いたします」と軽く会釈をして座ります。
座る際は、椅子の前半分(浅め)に腰掛け、背もたれに背中を預けず、拳ひとつ分空けて背筋を伸ばします。
- 男子:両足は肩幅程度に開き、両手は軽く握って太ももの上に置く。
- 女子:両膝と両かかとを揃えてピタリと閉じ、両手は重ねて太ももの上に置く。
3. 退室のポイント:最後まで「見られている」意識を保つ
面接の受け答えが終わると、緊張が解けて気が緩みがちです。しかし、退室してドアが完全に閉まる瞬間までが試験時間です。
立ち上がった際の礼、ドアの前での振り返りの礼、ドアを静かに閉める動作まで、丁寧さを保ち切ることで「終わりよければすべてよし」の素晴らしい余韻を残すことができます。
第3章:面接官が思わず減点したくなる「3大NG所作」

良かれと思ってやってしまったり、無意識の癖で面接官に不快感を与えてしまったりする典型的なNG行動です。
【面接室でやってはいけない3大NG所作】
① 【視線泳ぎ・お地蔵さん型】
└ 面接官の目を一切見ない、あるいは天井や床ばかり見つめて話す。
② 【貧乏ゆすり・手遊び型】
└ 緊張から膝が小刻みに揺れる、指先をいじり回す、髪の毛を触る。
③ 【同時礼(礼法の間違い)】
└ 言葉を発しながら同時にお辞儀をしてしまい、声が床に吸い込まれる。
NG所作1:視線が泳ぎ、アイコンタクトが取れない
人間は嘘をついているときや自信がないとき、視線が泳ぎやすくなります。
面接官の目を見るのが苦手な生徒は、「面接官のネクタイの結び目」や「眉間のあたり」を見るように意識すると、緊張せずに自然なアイコンタクトを保つことができます。
また、面接官が複数いる場合、質問者だけに固定せず、他の面接官にも適度に視線を配る余裕を持つと高得点に繋がります。
NG所作2:手足の無意識の動き(貧乏ゆすり・指先いじり)
膝を小刻みに揺らす、スカートやズボンの裾を握りしめる、指をパキパキ鳴らすといった動作は、精神的な幼さや落ち着きのなさを露呈してしまいます。
手はしっかりと太ももの上に固定し、「お腹に少し力を入れて重心を安定させる」ことを意識させます。
NG所作3:「語先後礼(ごせんごれい)」ができていない
美しい礼法の基本は「言葉が先、お辞儀が後(語先後礼)」です。
「失礼いたします」と言いながら頭を下げてしまうと、言葉が床に向かって発音され、面接官に届きにくくなります。「失礼いたします」と相手の目を見て言い切ってから、スッと頭を下げる。このわずか1秒のメリハリをつけるだけで、所作の美しさと誠実さが劇的に跳ね上がります。
第4章:保護者が実践すべき「家庭でのマナー指導と受験親のオキテ」

所作やマナーの習得において、家庭内で保護者様がどのように接するかが極めて重要です。直前に頭ごなしに怒鳴り散らしても、子どもは委縮してぎこちなくなるだけです。
当塾が指導指針とする「受験親のオキテ7ヵ条」から、所作指導において保護者様に実践していただきたい3つの原則をお伝えします。
【家庭で実践すべき「受験親のオキテ」】
① 受験より大切な何かを教える(其の6)
├ マナーとは「試験で受かるための小手先のテクニック」ではなく、
「他者を尊重し、気持ちよく過ごすための思いやり」であると本質を伝える。
└ 日常の「おはよう」「いただきます」「ありがとう」の挨拶を家庭内で徹底する。
② ダメ出しではなく、良い姿勢を承認する(其の4:理解と承認)
├ 「背中が曲がっている!」「声が小さい!」と粗探しをして叱りつけない。
└ 「今のように背筋を伸ばすとすごく頼もしく見えるよ」「笑顔が素敵だね」と自信を育てる。
③ 親がコドモにならず、落ち着いた姿勢の手本となる(其の5)
├ 親自身が外出先や家庭内で店員や他者に対して丁寧な言葉遣い・所作を実践する。
└ 子どもは親の日常の背中を見てマナーの基準を自然と学んでいく。
親の役割は、厳しい面接官になって子どもを萎縮させることではありません。「日頃の温かいコミュニケーションを通じて、自然体で他者を尊重できる人間性の土台を整えてあげること」です。
第5章:KOSSUN教育ラボが誇るサポート

総合型選抜専門塾「KOSSUN教育ラボ」では、志望理由書の論理構築だけでなく、二次試験本番で最高水準の印象点を獲得するための対策を徹底して行っています。
| サポート体制 | 特長と強み | 受験生・保護者様へのメリット |
| 完全マンツーマン個人指導 | 採用率1%未満の精鋭プロ講師が専属で担当。学生バイトはゼロ。 | 指導のブレがなく、直前期の限られた時間でも濃密な改善を実現。 |
| 通信添削&相談が無制限 | 志望理由書、自由記述書、事前課題の添削回数に上限なし。 | 追加費用を気にせず、締め切り直前まで何度でも推敲可能。 |
| 指導毎の「保護者進捗報告書」 | 対面指導のたびに学習状況や課題をご家庭へ詳細に共有。 | 出願書類の仕上がり具合が可視化され、家庭内の不安を解消。 |
| 校舎(大崎)×オンライン対応 | 大崎オフィスでの対面と全国対応オンラインを自由に選択可能。 | 地方在住者や多忙な生徒でも、自宅からスピーディーに添削指導を受講可能。 |
| 受かるまで永久0円!合格保証 | 一・二次対策講座の受講者を対象に、合格するまで伴走を継続。 | 指導力への絶対の自信に基づき、結果が出るその日まで責任を持つ。 |
| 日本初!大学入学前課題フォロー | 合格後に大学から課される難関レポート課題も無制限添削。 | 合格で終わらず、大学生活のスタートダッシュまで手厚く支援。 |
精鋭プロ講師陣が、生徒一人ひとりの癖を優しく矯正し、面接官が思わず「この生徒に入学してほしい」と感じる堂々とした佇まいへと鍛え上げます。
開塾以来15年連続満員御礼、累計合格率93.6%という実績は、表面的な面接のセリフ暗記ではなく、「一人の自立した人財としての礼儀と人間性」を本気で育成してきた結果です。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

面接室の重いドアを開ける瞬間、どんな受験生であっても心臓が飛び出るほどの緊張を感じます。
その極限の場面において、お子様を支えてくれるのは、繰り返し練習して身体に染み込ませた「正しい所作と美しいお辞儀」です。
丁寧なノック、ハキハキとした挨拶、真っ直ぐに伸びた背筋。それらが整っていれば、たとえ緊張で言葉に少し詰まったとしても、面接官はお子様の誠実さと熱意を好意的に受け止めてくれます。
「うちの子の面接マナーや立ち居振る舞いが合格水準に達しているかプロに見てほしい」
「本番直前に本番さながらの模擬面接と所作の指導をマンツーマンで受けさせたい」
面接対策や二次選考直前の準備でお悩みの保護者様は、ぜひ一度当塾の「無料個別相談会」をご利用ください。オンライン(Teams)または校舎(御殿山イノベーション・オフィス / 東京都品川区)にて、プロ講師がお子様の現状の仕上がりを拝見し、合格に向けた実践的なアドバイスをご提案いたします。
※当塾では、一人ひとりに責任ある手厚い指導を提供するため定員制を敷いております。また、ご家庭で十分にご納得いただいた上で進めていただくため、相談会当日の即決入塾は固くお断りしております。
お子様が自信を持って堂々と面接室の扉を開き、栄光の合格を勝ち取れるよう、共に万全の準備を整えていきましょう。
教務・プロ講師一同、皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
KOSSUN教育ラボでは、受験に向けた疑問や不安を解消していただけるよう、無料個別相談会を実施しています。
保護者の方のご同席をお願いしておりますので、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に関するご質問・ご相談があれば、お気軽にお尋ねください!
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
KOSSUN教育ラボ 代表/博士(学術)総合型選抜(AO入試)の専門家。横浜国立大学大学院にて博士(学術)、慶應義塾大学大学院にて修士(メディアデザイン学)の学位を取得。
約20年間にわたる総合型選抜・推薦入試指導を通じて、多くの保護者の相談に乗る。NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」への出演、『現代ビジネス』(講談社)での連載など、メディア実績多数。
本サイトでは、これまで培ってきた専門知識とサポート経験をもとに、入試制度や大学選び、受験準備に加え、「親はどこまで関わるべきか」「子どもの主体性をどう支えるか」といった保護者ならではの悩みに寄り添いながら記事を監修。担当講師としてのご依頼は、代表専属指導PJにて、年間3名のみ受け付け中(面談審査あり)。


