
- 1. 第1章:【2027年度入試】総合型選抜はどう変わる?注目の「4大トレンド予測」
- 1.1.1. 1. 「面接」の原則必須化:一般選抜の前倒し型に終止符
- 1.1.2. 2. 生成AI対策に伴う「その場で自らの頭で思考する力」の重視
- 1.1.3. 3. 「探究評価型入試」の本格的定着
- 1.1.4. 4. 文理融合・情報系学部の新設
- 2. 第2章:大学側が見る「評価基準のシフト」:評定や実績の捉え方はどう変わる?
- 2.1.1. 1. 評定平均は「全体の数字」から「中身の伴った成績」へ
- 2.1.2. 2. 「実績の規模」ではなく「課題発見と協働のプロセス」
- 3. 第3章:【高1・高2生必見】合格を引き寄せる「学年別アクションプラン」
- 3.1.1. 【高校1年生でやるべきこと】「基礎学力」と「知的好奇心の種まき」
- 3.1.2. 【高校2年生でやるべきこと】「探究の行動化」と「大学リサーチ」
- 4. 第4章:保護者が心得るべき「受験親の姿勢」:高1・高2からの関わり方
- 5. 第5章:KOSSUN教育ラボが提供する「高1・高2からの早期合格戦略」
- 6. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「現在高校1年生・2年生の子どもがいるが、私たちの大学受験の常識が通用しないと聞いて不安」
「2027年度入試から、総合型選抜(旧AO入試)の制度がさらに変わるというのは本当なのか」
「高1・高2のうちから、具体的にどのような準備を進めておけば合格できるのか」
現在高校1年生・高校2年生のお子様をお持ちの保護者の皆様から、こうした先を見据えたご相談が数多く寄せられています。
大学入学者全体における年内入試(総合型選抜+学校推薦型選抜)の割合はすでに過半数を超え、一般選抜による入学者は46.7%と過半数を割り込みました。総合型選抜は、もはや「一部の生徒のための特別な入試」ではなく、「現役合格を目指す上で絶対に外せない王道の選択肢」となっています。
そして、2027年度入試(令和9年度入試)において、総合型選抜はさらなる変革期を迎えます。
文部科学省による選抜ルールの厳格化や、高校での「総合的な探究の時間」の評価重視、生成AI普及に伴う人物評価の深化など、入試の潮目は確実に変化しています。
直前の高3になってから慌てて付け焼き刃の対策をしても、2027年度入試の厳しい基準を突破することはできません。
高1・高2という早い段階から入試の最新動向を正確に把握し、時間を味方につけた戦略的な準備を進めることが、第一志望校合格への決定打となります。
本記事では、「2027年度入試における総合型選抜の4大変更トレンド」「大学側が求める評価基準のシフト」「高1・高2の学年別アクションプラン」、そして「家庭でのサポート姿勢と専門塾の指導体制」を徹底解説いたします。
第1章:【2027年度入試】総合型選抜はどう変わる?注目の「4大トレンド予測」

2027年度入試において、受験生と保護者様が絶対に知っておくべき主要な変更点・傾向予測は以下の4点です。
【2027年度入試:総合型選抜の4大トレンド予測】
① 「面接」の原則必須化と学力偏重型選抜の是正
└ 書類や点数のみの選抜を排除し、対面・口頭での人物評価を徹底。
② 生成AI時代の到来による「口頭試問・プレゼン」の比重拡大
└ 事前提出書類の代筆・AI生成を見抜くため、「その場で語る力」を審査。
③ 高校の「総合的な探究の時間」と連動した「探究評価型入試」の急増
└ 日常の探究学習の成果物や研究プロセスを直接評価する枠が拡大。
④ 理工・情報・文理融合分野の募集枠拡大
└ デジタル人財育成の方針を受け、総合型選抜の門戸がさらに拡大。
1. 「面接」の原則必須化:一般選抜の前倒し型に終止符
文部科学省の方針により、2027年度入試から総合型選抜および学校推薦型選抜において「面接(口頭試問、プレゼンテーション、ディスカッション等を含む)の原則必須化」が強く打ち出されています。
これまで一部の大学で見られた「実質的にペーパーテストの点数や書類提出だけで合否を決め、一般選抜を秋に前倒ししただけ」のような選抜方式は規制されます。
大学のアドミッション・ポリシー(求める学生像)とマッチしているかを時間をかけて対面で丁寧に見極める方向へと、各大学が選考プロセスをシフトしています。
2. 生成AI対策に伴う「その場で自らの頭で思考する力」の重視
ChatGPTなどの生成AIツールが急速に普及したことで、出願書類(志望理由書や課題レポート)の文章を整えること自体は容易になりました。
しかし、大学教授(審査官)側もそれを熟知しています。
そのため、2027年度入試では「提出書類に書かれている内容を、本番の面接や口頭試問で本人がどれだけ深く理解し、自分の言葉で論理的に語れるか」が厳しくチェックされます。
書類上のテクニックだけで合格することは不可能になり、「本人の等身大の思考プロセス」が合否を直撃する時代に入ります。
3. 「探究評価型入試」の本格的定着
高校の新学習指導要領で必修化された「総合的な探究の時間」の学びを直接評価する大学が急増しています。
多くの難関私立大学や国公立大学において、高校で自ら問いを立てて取り組んだ探究のプロセス、フィールドワークの記録、レポート、プレゼンテーションをそのまま出願要件や試験科目とする「探究型入試」の枠が主流化しています。
4. 文理融合・情報系学部の新設
国のデジタル・グリーン人財育成政策に伴い、全国の大学で情報系、データサイエンス系、環境・サステナビリティ系の新学部や文理融合学部の設置が相次いでいます。
第2章:大学側が見る「評価基準のシフト」:評定や実績の捉え方はどう変わる?

入試制度の変化に伴い、大学教授が受験生を評価する際の「視点」にも明確な変化が見られます。
【これまでの評価基準 vs 2027年度以降の評価基準】
■ これまで
・全体の評定平均の高さ(数字の良さ)
・全国大会出場や生徒会長などの「目立つ肩書・結果」
・暗記した想定問答を淀みなく話す面接マナー
■ 2027年度以降
・志望学部に関連する特定科目の探究意欲と「学びのストーリー」
・日常の課題意識から生まれた「自発的な行動と意味づけ
・想定外の質問に対しても自分の頭で考え、対話する「口頭試問力」
1. 評定平均は「全体の数字」から「中身の伴った成績」へ
全体の評定平均が仮に標準的であっても、「自分の志望する学部に関連する教科は3年間高い関心を持って学び、授業内外で探究活動を重ねてきた」というような、志望動機と連動した教科成績が高く評価されるようになっています。
高校の定期テスト対策を疎かにせず、基礎学力を盤石にしておくことは大前提ですが、数字の高さだけに囚われる必要はありません。
2. 「実績の規模」ではなく「課題発見と協働のプロセス」
単に「こんな華々しい活動をした」という自慢話は評価されません。
- 日常生活や地域社会の中で、どのような課題に自ら気づいたか(課題設定能力)
- 文献調査やアンケート、フィールドワークを通じてどう仮説を検証したか(情報収集・分析力)
- 周囲の仲間や大人を巻き込み、対立や困難をどう乗り越えたか(協働性・合意形成力)
大学側は、正解のない問いに向き合う「探究のプロセスそのもの」に、その生徒の学問的適性を見出しています。
第3章:【高1・高2生必見】合格を引き寄せる「学年別アクションプラン」

総合型選抜の準備は、早ければ早いほど圧倒的に有利になります。
高3の夏から慌てて動くのではなく、高1・高2の段階から時間を味方につけて進めるためのロードマップを提示します。
【高1・高2からの総合型選抜・年間ロードマップ】
【高校1年生:興味の種まき期】
├ 基礎学力(定期テスト)の定着(評定4.0以上を意識)
└ 学校の探究学習を本気で楽しむ & 自分の「好き」を言語化する
▼
【高校2年生:探究の深掘り・実績構築期】
├ 志望分野に関わる書籍・論文のリサーチとフィールドワーク
└ 大学のオープンキャンパス参加・アドミッションポリシーの分析
▼
【高校3年生(春〜夏):志望理由書の完成 & 二次実践演習】
└ 過去・現在・未来を一貫させた書類の執筆 & 模擬面接・口頭試問特訓
【高校1年生でやるべきこと】「基礎学力」と「知的好奇心の種まき」
- 定期テストを大切にし、評定のベースを作る 高3になってから評定平均を大きく引き上げることは困難です。出願時の選択肢を狭めないためにも、高1のうちから定期テスト対策にしっかりと取り組み、評定4.0以上をキープする意識を持ちましょう。当塾でも「基礎学力を疎かにしない」ことを重要なこだわりとしています。
- 「総合的な探究の時間」に本気で取り組む 学校の授業と割り切るのではなく、「自分が心から面白いと思えるテーマ」を設定し、自主的に本を読んだり調べ学習を行ったりする習慣を身につけます。
- 日常の違和感や「なぜ?」をメモに残す ニュースや日頃の生活で感じた疑問をノートに書き留めておくことが、将来の志望理由書の強力な原石になります。
【高校2年生でやるべきこと】「探究の行動化」と「大学リサーチ」
- 自発的なアクション(フィールドワーク・コンテスト)を起こす 学校の枠を飛び出し、関心のある分野のボランティア、自治体のイベント、高校生向けコンテストなどに参加してみます。また、専門書を読み漁る、興味あるテーマで地域の人にインタビューするなど、「動きながら考える」経験を積み重ねます。
- 大学・学部のアドミッション・ポリシーを読み解く 複数の大学のオープンキャンパスに足を運び、単なる知名度や偏差値ではなく、各大学の教育方針、教授陣の研究内容、シラバスを比較・分析します。
- 「過去・現在・未来」のストーリーの下書きを始める 「自分のこれまでの経験(過去)が、なぜこの学問への興味(現在)に繋がり、将来どんな社会を作りたいのか(未来)」という軸を、少しずつ言語化し始めます。
第4章:保護者が心得るべき「受験親の姿勢」:高1・高2からの関わり方

総合型選抜は受験生本人の主体性が最大の評価軸となるため、保護者様の関わり方が合否を決定づけます。過保護な介入は不合格の引き金となりかねません。
当塾が指導の指針とする「受験親のオキテ7ヵ条」から、高1・高2の保護者様に今すぐ実践していただきたい3つの原則をご紹介します。
【高1・高2保護者が守るべき「受験親のオキテ」】
① わが子に考え、決めさせる(其の2)
├ 親が「この大学にしなさい」「この活動をしなさい」と先回りして指示しない。
└ 「どうしてそう思うの?」「何が面白かった?」と良質な問いを投げかける。
② 期待の言葉をかけず、今の努力を承認する(其の4)
├ 「期待しているよ」という結果へのプレッシャーを与えない。
└ 「毎日頑張っているね」「悩んでいるんだね」と、成長の過程そのものを認める。
③ 受験より大切な何かを教える(其の6)
├ 「合格」だけを目的にせず、約束を守ることや礼儀・マナーの大切さを家庭で伝える。
└ 人としての土台を育むことが、面接本番で面接官の心を打つ人間力となる。
親の役割は「正解を教える指導者」ではなく、「良質な問いかけによって、子どもの内側にある思考と言葉を引き出す伴走者」であることです。
第5章:KOSSUN教育ラボが提供する「高1・高2からの早期合格戦略」

「高1・高2の今から、どのようなステップで対策を始めればいいのか」 「学校の探究活動を、どうやって大学入試に直結する実績に昇華させればいいかわからない」
総合型選抜専門塾「KOSSUN教育ラボ」では、2027年度以降の新入試に対応した早期指導カリキュラムを完備しています。
【KOSSUN教育ラボが誇る万全のサポート体制】
① 採用率1%未満の「専門プロ講師」による完全マンツーマン指導
└ 学生アルバイト講師ゼロ。入試の最新動向を熟知したプロが一貫して伴走。
② ゼロ次対策(自己分析・大学分析・受験戦略)の徹底構築
└ 興味・関心の棚卸しから、受験戦略の構築まで徹底サポート。
③ 回数無制限の通信添削と「口頭試問・面接特訓」
└ 提出書類の完成はもちろん、新入試で重視される面接・対話力を徹底強化。
④ 授業ごとの「保護者進捗報告書」と安心の「合格保証制度」
└ 毎回の指導内容をご家庭に共有し、万が一の際も受かるまで追加費用0円で継続。
プロフェッショナル講師陣が、一人ひとりの個性と知的好奇心をとことん引き出します。
早期から準備をスタートすることで、高校生活の探究活動や部活動を充実させながら、焦ることなく圧倒的な実力を持って本番を迎えることができます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

2027年度入試において、総合型選抜は「付け焼き刃のテクニック」が通用しない、より本質的な人間力と思考力を問う入試へと進化します。
しかし、それは裏を返せば、「高1・高2のうちから自分の興味と向き合い、主体的に学んできた生徒にとって、これ以上ない追い風になる」ということです。
大学受験は、単にテストの点数を競う場ではありません。それは、お子様が自らの生き方を見つめ直し、これからの社会でどう生きていくかを確立する人間教育の旅でもあります。
「2027年度入試に向けて、今から何を始めるべきか具体的に知りたい」
「子どもの現在の探究テーマや成績から、狙える大学の選択肢を教えてほしい」
先を見据えた進路選択や入試対策についてお悩みをお持ちの保護者様は、ぜひ一度当塾の「無料個別相談会」をご利用ください。
オンライン(Teams)または校舎(御殿山イノベーション・オフィス / 東京都品川区)にて、プロ講師がお子様の状況を丁寧にお伺いし、最適な早期戦略ロードマップをご提案いたします。
※当塾では、一人ひとりに手厚く責任ある指導を提供するため定員制を敷いております。また、ご家庭でじっくりご相談・ご検討いただくため、相談会当日の即決入塾はお断りしております。
時間を味方につけ、お子様の輝かしい未来への扉を共に開いてみませんか? 教務・プロ講師一同、皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
KOSSUN教育ラボでは、受験に向けた疑問や不安を解消していただけるよう、無料個別相談会を実施しています。
保護者の方のご同席をお願いしておりますので、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に関するご質問・ご相談があれば、お気軽にお尋ねください!
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
KOSSUN教育ラボ 代表/博士(学術)総合型選抜(AO入試)の専門家。横浜国立大学大学院にて博士(学術)、慶應義塾大学大学院にて修士(メディアデザイン学)の学位を取得。
約20年間にわたる総合型選抜・推薦入試指導を通じて、多くの保護者の相談に乗る。NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」への出演、『現代ビジネス』(講談社)での連載など、メディア実績多数。
本サイトでは、これまで培ってきた専門知識とサポート経験をもとに、入試制度や大学選び、受験準備に加え、「親はどこまで関わるべきか」「子どもの主体性をどう支えるか」といった保護者ならではの悩みに寄り添いながら記事を監修。担当講師としてのご依頼は、代表専属指導PJにて、年間3名のみ受け付け中(面談審査あり)。
■参考文献
文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項及び大学院入学者選抜実施要項等について(通知)」
文部科学省「9年度大学入学者選抜実施要項」


